『デフリンピック競技大会 東京2025』に出場するバドミントン選手夫婦の練習中に、2人の2歳の子ども・碧ちゃんと共に過ごすことの多い品田未来さん。
「手話ができないとコミュニケーションが取れないと思うのは違う」と、私たちに教えてくれました。

その1つが、口の動きで言葉を理解する『口話(こうわ)』の活用。
口の動きが似ている言葉や話題が変わる場合ときなどには注意が必要で、人によっては得手不得手もあるそうですが、手話だけではなく『ジェスチャー』や『口話』を活用することで、より多くのコミュニケーションが図れることを品田さんは実感しています。

「2人も会話は全部が全部、手話じゃない」
「手話が出来なきゃ聴覚障害のある方とはコミュニケーションが取れない、と思われている方が多いと思うが、『そこは違うよ』って」
未来さんも、聴覚障害への理解とデフリンピックの認知度が広がってほしいと願っています。
「健常の人たちと同じように頑張っている方や、アスリートとしてやっている人がいること、を知ってもらいたいなっていう気持ちがある」














