発信力のある人ががんを語る意義

がんを公表したことで、取り巻く環境に変化も。急に高額のサプリが自宅に届いたり、1回400万円もする自由診療の勧誘を受けたりすることも。
一方で、がんサバイバーとしての経験や考え方について取材を受ける機会も増えました。
(梅宮アンナさん)「(Qいま治療は?)月1回の血液検査と、そのときによって。(Q治療の副作用は大丈夫ですか?)薬の影響で下痢をするんだけど、最初飲み始めたときは1日8回くらいトイレに行かないといけなくてヘロヘロになっちゃって」
アンナさんの連載記事を執筆する編集者は、発信力のある人が、自らのがんを語る意義は大きいと話します。
(主婦の友社 井一美穂編集長)「(がんは)かつて死の病のイメージだった病気だけれど、みんなが当たり前のように共存していく病気として口に出して語り合えるように。ご病状は深刻だったんですが、普通に自身の様子を話していただく、普通さがあればあるほど意義があるのかなと思っています」
(梅宮アンナさん)「世の中が、がんがこれだけ多い割には何もアップデートされていなくて。がんですと言っても変わらない社会を作っていきたいという思いが強いです」














