【大切な布団が傷む場合も!? 干し方にも要注意】

良質な睡眠を求めて布団にお金をかけるという人もいるかと思いますが、そんな人ほど布団の干し方には要注意です。羽毛布団は繊細なため、適切な干し方をしなければ劣化を早めてしまいます。

スリーピー 快眠コーディネーター 大川雅代さん「布団に直接紫外線を当ててしまうと生地が傷んでしまいます。すると羽毛が飛び出し、劣化に繋がりやすくなります。布団カバーなどを付けたまま干すことで直接生地を傷めるリスクを減らすことができます」

羽毛布団は羽毛が生地から出ないようにダウンプルーフと呼ばれる特殊な加工を施した生地を使用しています。ダウンプルーフ加工は日光によって劣化するため、布団カバーがない場合は直射日光を避けて風通しの良い日陰で干すのがベストです。

また、干す時には、物干し竿を2本使って干すことで、布団の間に空気が通り、乾燥を早めてくれます。また、布団の加重がかかる場所を1か所から2か所に増やすことで、縫い目が広がるなどの劣化を防ぐことができます。

太めの物干し竿を選ぶこともポイントです。布団の重みで型崩れしないようにしっかりとした竿を選ぶことが大切です。