まずは大型の台風26号の情報です。今後、フィリピン沖で進路を変え、鹿児島県内に影響が及ぶおそれも出てきました。鮫島気象予報士の解説です。

台風26号は、フィリピンを抜けて南シナ海にあります。大型の台風です。

では、この先の進路をご覧ください。北寄りに進みますが、次第に東に進路を変えて沖縄付近まで進んでくる予想です。14日、金曜日には熱帯低気圧に変わっていて、この時の予報円に鹿児島県内はギリギリ含まれていません。

ただ、県内にも影響が出てきそうです。あさって12日の予想天気図をご覧ください。南シナ海に台風があって、その北側には沖縄付近まで前線が延びています。このような気圧配置の時には、台風からの湿った空気の影響で前線が活発化し、大雨となるおそれがあります。

雨と風の予想をご覧ください。次第に台湾付近に活発な雨、そして風の渦が近づいてきます。県内から台風が離れていても、雲が広がって活発な雲も予想されています。

さらに、この先動かしていきます。台風が台湾を通過し、沖縄付近へと近づくと形は崩れますが、活発な雲が奄美地方まで予想されています。
台風として近づかなくても、県内に影響は出てきそうです。雨の今後の情報にお気をつけください。














