新聞配達員2人に対し最低賃金を下回る給料しか支払わなかったとして、八重山労働基準監督署は6日、八重山毎日新聞販売店代表の男性を最低賃金法違反の疑いで書類送検しました。
八重山労働基準監督署によりますと代表の男性は、新聞配達員2人の去年7月の1か月分の給料について、当時の最低賃金、時給896円を下回る金額で支払った疑いが持たれています。労働基準監督署が様々な事業所に立ち入って労働条件などの法令を遵守しているか調査する中で発覚したということです。
男性の認否について労働基準監督署は捜査に支障があるとして明らかにしていません。
今回の書類送検について八重山毎日新聞は「この度、当社が契約しております新聞販売店が最低賃金法違反の疑いで書類送検されたことは当社としても大変遺憾であります。当該新聞販売店は、当社が直接運営しているものではなく、当社との関係は、委託契約という形でありまして、当該販売店は事業主が独立して運営している販売店であります。当社としても、法令遵守は当然のことでありますので、今後、各販売店様に対して、より一層、法令遵守を徹底するように要請する所存であります。この度は、関係各位には大変ご迷惑をお掛けしていることをお詫びするとともに、再発防止に取り組む所存であります」とコメントしています。
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