1950年4月7日、スガモプリズン最後の処刑で命を奪われた藤中松雄は、二人の幼い息子たちへ遺書を残した。「父は何故死んでいかねばならないか。そうした結果をもたらした原因はいまいましい戦争なのです」海軍一等…
戦犯死刑囚 息子たちへ最期の言葉 如何なる事があっても「戦争絶対反対」を「子にも孫にも叫んで頂く」~28歳の青年はなぜ戦争犯罪人となったのか【連載:あるBC級戦犯の遺書】#114
1950年4月7日、スガモプリズン最後の処刑で命を奪われた藤中松雄は、二人の幼い息子たちへ遺書を残した。「父は何故死んでいかねばならないか。そうした結果をもたらした原因はいまいましい戦争なのです」海軍一等…





