【竹林被害を引き起こす蛾の正体は?】

シナチクノメイガはチョウ目ツトガ科に属する蛾の一種です。成虫は3~4センチほどで、触覚は糸のような形をしています。

前翅(はね)の縁は先端部が緩く曲がっていて、オスとメスで色が異なります。オスは灰褐色で先端部などが暗色、メスは黄褐色で末端部分がピンク色をしています。

シナチクノメイガは蛾の中でもノメイガ類と呼ばれる種類の蛾で、ノメイガ類の中では大型で前翅に模様や斑紋がありません。

幼虫は体長3センチほどで、体色は淡い緑色や桃色をしています。

幼虫(提供:京都府病害虫防除所)