原因は外来種の蛾

九州大学大学院 農学研究院 屋宜禎央 助教
「ここです幼虫。こいつが葉っぱを食べる」

記者
「細長い、緑色してますね」

葉を枯らす原因は蛾です。

フウノキギンバネスガという外来種で、タイや中国、台湾に分布。

2017年に九州で初めて侵入が確認されました。

九州大学大学院 農学研究院 屋宜禎央 助教
「兵庫県でも確認。おそらく中部地方にも。四国で見たものは、木全体が糸で覆われていた」

天敵となる蜂の研究も進める

屋宜助教はこのやっかいな蛾の天敵となる蜂の研究も進めています。

街中にも多く植樹されたモミジバフウの木に深刻な被害をもたらすおそれがあるフウノキギンバネスガ。

紅葉への影響が心配されます。