常連客は値上げ容認も・・・「創業100年まで続ける」
しかし、このところの物価高の影響で、店を引き継いだ10年前と比べると、仕入れ値は4割ほど上昇。

10円焼き鳥は継続しつつも、その他のメニューに関しては、今年1月、およそ5年ぶりとなる値上げに踏み切りました。

やきとり 元禄 吉岡凌さん
「お客さんに対しては申し訳ない。うちは低価格が売りなので厳しい。安く提供したいんですけど、世の中の物価がどんどん上がってきているので・・・それでも、他の店よりも安くを目指している」
50年通う常連客
「なかなか大変でしょうね、1串10円というのは。今は何でも値上がりじゃないですか。企業努力していますよね。」
40年以上通う常連客
「値上げしても受け止めるけど、なくなったら寂しい。でも、値上げは受け止めますね。値上げしてもらっても、全然構いません」

常連客からは、物価高の中、値上げを容認する声も上がりますが、それでも、吉岡さんは、仕入れ先を見直したり、家族経営で人件費を抑えたりして、なんとか「10円焼き鳥」のサービスを続けていきたいと話します。

やきとり 元禄 吉岡凌さん
「お客さんは値上げしてもいいと言うが、こっちの意地ですよね。初代と2代目が頑張ってこの値段できたので、それを守っていこうと思う。今が75年なので、100年目指して頑張っていきます」
Qその時、10円焼き鳥は?
「10円焼き鳥だと思います」














