「石破政権と何も変わってない」物価高対策

支持率の高さを背景に期待値の高い高市政権だが、橋下氏は印象論で見るべきではなく、実は石破政権と何も変わっていない点もあると指摘する。

「実は石破政権と何も変わってないんです。というのは消費税の減税も棚上げしました。それから現金給付もやめると。ガソリン税の減税、年収の壁引き上げについても、石破政権のときに決まったことをそのままやるだけで、新しいものは年内には決まらないのではないか」

それは外交においても言えるという。

「日本の外交としてしょうがない」日米首脳会談の評価

高市総理は、トランプ大統領との初の日米首脳会談を行った。80兆円規模の対米投資合意文書に署名し、防衛費については当初2027年度にGDP比2%としていたものを今年度中に前倒しする方針を明らかにした。また、公用車にアメリカ製のトラックを導入する方針も示された。橋下氏は、パフォーマンスとしては素晴らしかったと評価する。

「パフォーマンスを見た感じ、これはもう素晴らしかったと思う。やっぱりトランプさんとの強固な関係が築けてるなと。ですけども、石破政権と比べてかなりお土産もたせてます。防衛費GDP2%以上に上げるべき、僕は賛成ではあるんだけども、石破政権もここまで譲歩はしませんでした。米国製トラックを公用車に・・これはどうするんですか。日米の力関係からすればやむを得ない面もあると思うが、石破政権の時に、外交悪い、弱腰だとは言われていたけど、高市政権の方がかなり譲歩しているということも、我々は見ておかないといけない。」