「以前の発言を取り下げている面も」
中国との首脳会談についても、歴代政権と同じ対応だと指摘する。
「中国との力関係から言えば、この外交ラインが、日本としては精一杯だと思います。でも高市さんは相当中国にきついことを言っていた人だから、『今回も中国に毅然たる態度をとった』とか高市さんを熱烈に応援している人たちは言うんだけども、これは歴代政権と同じことですから。石破さんも同じで深刻な懸念を伝えている。」
むしろ高市総理が以前の発言を取り下げている点を指摘した。
「高市さんは政治家時代に言っていたことをどんどん取り下げています。高市内閣は村山談話に対し、あんなもん認められへんって言ってたのに、習近平さんから村山談話は継続するよね、って言われたときに何も言わなかった。それから韓国の竹島は日本のもの、と言ってるのに、韓国の大統領に何も言わなかった。ただそれ、日本の外交としてはしょうがない」
「でも高市さんたちの応援団はそういうことを弱腰外交だって言ってたんだから、高市さんを非難しないんだったら、これからの総理が同じことやっても非難しないでねと言いたいですね」
82%という高い支持率の高市政権だが、外交などでは現実的な対応を示している。橋下氏は印象論だけでなく、政策の中身を見極める重要性を示した。(2025年11月3日 MBS「よんチャンTV」)














