最終7区(13.9㎞)。序盤は三菱重工の小林大晟(23)が軽快な走りでトップを走る。しかし、4㎞付近で2位・黒崎播磨の細谷恭平(30)が小林の後ろにつくと、クラフティアの福本真大(28)も追いつき、先頭集団は3人に。残り2㎞を切った上り坂で三菱重工の小林がスパートをかけ、2人を引き離し、そのまま1位でゴールテープを切った。

アンカーを務めたルーキーの小林は「先輩方がトップで持ってきてくださったので、最後勝ち切ることだけを考えて走ってました」と話し、来年1月1日に行われるニューイヤー駅伝に向けては「チームの最終目標がニューイヤー駅伝優勝なので、もう一回優勝に向かって取り組んでいきたい」と意気込んだ。

【九州実業団毎日駅伝 結果】
1位 三菱重工     4時間19分06秒 
2位 クラフティア   4時間19分11秒
3位 黒崎播磨     4時間19分16秒
4位 トヨタ自動車九州 4時間20分59秒
5位 安川電機     4時間22分05秒
6位 西鉄       4時間22分26秒
7位 ひらまつ病院   4時間22分58秒
8位 旭化成      4時間23分37秒
9位 戸上電機製作所  4時間30分50秒
******************ニューイヤー駅伝出場権
10位 旭化成B     4時間34分29秒
11位 実業団混成A  4時間38分56秒
12位 京セラ鹿児島   4時間47分42秒

*写真は三菱重工・近藤亮太選手