3区(11.1km)では黒崎播磨の田村友佑(26)が快走を見せ、2位の安川電機に25秒差をつける。4区(6.6㎞)のS.キプロノ(23)もトップをキープし、5区(15.5㎞)の井手翔琉(25)にタスキを繋いだ。黒崎播磨の井出は終盤、苦しそうな表情を浮かべ失速。21秒差でスタートした2位・クラフティアの天野誠也(27)が追いつき、後ろにピタリとつけた。上り坂で天野が井出を抜きトップに立ち、クラフティアが1位でタスキを繋いだ。黒崎播磨は4秒差の2位、5秒差の3位にトヨタ自動車九州、7秒差の4位で三菱重工が続いた。

4チームでの争いとなった6区(11.1㎞)。集団でレースは推移したが、9㎞付近で三菱重工の守屋和希(23)がスパートをかけると黒崎播磨の田村友伸(24)も続き、2人が抜け出す。さらに守屋がスピードを上げると田村はついていけず、三菱重工がトップで最終7区へタスキを繋いだ。5秒差の2位で黒崎播磨、11秒差の3位にクラフティア、23秒差の4位でトヨタ自動車九州が続く。