「ゾーニング」対策始めて以来、人的被害はゼロに
夏に撮影されたクマの映像には、緩衝地域から人の生活エリアに出てきたものの、すぐに林に戻っていく様子が映っていました。

別のクマは、立ち止まって警戒し、人のエリアに向かいますが、その後目撃されておらず偵察のような形で入ってきたものの、まもなく山に帰ったとみられるということです。
町によると、「ゾーニング」を始めて以来、人が襲われる被害はゼロに。目撃情報は、2024年の19件から9件に減り、町の奥深くにクマが入ってくることもなくなりました。

箕輪町 井上さん
「(今回)刈り払いをした人は主に地域の皆さん。地域の方の力を借りながら、クマ対策を進めていく必要がある」
クマに出会わない町づくりには、住人の協力が欠かせないのです。














