ウクライナ戦争・台湾問題は表面的な融和にとどまる
今回の米中首脳会談で、中国側に歩み寄らざるを得なかったトランプ氏。にもかかわらず、帰りの機中では...
トランプ大統領(30日)
「今回の会談は10点満点中12点だ」
上機嫌で自画自賛。ところが、その一方で...

――ウクライナ戦争や台湾問題については?
「基本的な協議はしたが...アジアの気流は荒いな」
トランプ氏は、「ロシアとウクライナの戦闘停止を巡る米中の協力について話し合った」と説明しましたが、「中国によるロシア産石油の購入停止や、懸案の台湾問題は話題にならなかった」としています。
結局、トランプ氏の2026年4月の訪中が約束されるなど、表面的な融和にとどまったのです。
戦略資源を巡って、一時休戦の形となった2つの大国。その間に潜む多くの問題は解決されないままです。














