トランプ氏も打開探る 日本にも眠る“レアアース”

中国独占の状況を打開しようと、トランプ氏はオーストラリア、マレーシアなどと、レアアース開発に関する協力で合意。
日本との間でも...
高市総理(28日)
「日米共同で一緒に力を合わせて開発をしていく」
高市総理とトランプ氏の初の首脳会談。レアアースの供給確保ための共同文書に、日米が署名します。

高市総理
「南鳥島周辺海域にとてもたくさんのレアアース泥がございます。こういった重要鉱物・資源について、日米共同で一緒に力を合わせて開発をしていく」
日本でも、南鳥島周辺海域に眠っているというレアアース。

東京大学 中村教授
「他の国にもあるレアアースの鉱石じゃなくて、海底にある泥(レアアース泥)なんです。実用化を真剣に考えないといけない段階」
激しさを増すレアアース争奪戦。一方で、中国の優位は、当面変わらない上に、軍事的な重要性も高まっていると専門家はいいます。

笹川平和財団 小原上席フェロー
「レアアースがないと、今の最先端の武器は製造することはできない。誘導システムやセンサーシステムなどを搭載するが、こういった中にも多くのレアアースが使われている。ミサイルが正確に目標に当たるか当たらないかは、レアアースに大きく依存している」














