後半に入ると、柏がボールを繋ぎ広島ゴールに迫る。途中から入った細谷を中心にカウンターも仕掛けるなど、前がかりに攻め込む。しかし広島は日本代表GK大迫を中心に、リーグ最少失点を誇る守備陣が得点を許さない。

それでも柏は36分、細谷がゴール前で広島DFを背負いながらも左足を振り抜き1点を返す。6万人が詰めかけた国立競技場。両チーム必死の攻防が続く中、互いのサポーターも大きな声援を送る。後半は柏に圧倒的にボールを保持されながらも、広島は最後まで集中力を保ち、2点差のまま逃げ切った。

*写真は前半、フリーキックから直接チーム2点目となるゴールを決めた広島・東俊希選手