富山市の交差点。画面左から出てきた車が、猛スピードで右からきた車と衝突しました。
記者
「事件現場となった富山市の国道8号です。容疑者の男の車は赤信号を猛スピードで交差点に進入し、青信号を進行してきた車と衝突しました」
危険運転致死の疑いで逮捕・送検された会社員の杉林凌容疑者(26)。
捜査関係者によりますと、杉林容疑者は法定速度の60キロを大幅に上回る140キロ以上の速度で、ブレーキをかけずに交差点に進入していたとみられることが新たに分かりました。
この事件で、軽乗用車に乗っていた上田絵莉加さん(38)と、息子で中学生の壮芽さん(14)の2人が死亡しました。
事件現場から300メートル手前の防犯カメラの映像。杉林容疑者が乗っているとみられる車が通った後には、雨でぬれた道路から水しぶきが上がっていて、スピードを出して運転していることが分かります。
事件現場の防犯カメラをよく見ると、直前の映像では信号が変わったように見えます。
杉林容疑者は警察の調べに対し…
「赤信号でもいってやろうと思って、交差点に入った。他の車を追い抜こうと思った」
事件当時、杉林容疑者は他の車とスピードを競い合っていた可能性があるということです。
母と子、2人の命が奪われた事件から3日たったこの日も事故現場には多くの人が花を手向けに訪れました。
献花に訪れた人
「亡くなられた方は歳も近かったので、すごく許せない気持ちというか、やるせない気持ち」
「本当にいたたまれない。子どもを持つ親として胸が締め付けられる思い」
亡くなった上田さん親子を知る人は。
親子を知る人
「(壮芽さんは)本当にやんちゃだったんですけど、すごく可愛い奴で人懐っこくて、友達もたくさんいて。殺人と一緒ですよね、もはや。ちゃんと法に則ってしっかりと裁かれてほしい」
警察は事件の経緯や当時の状況について詳しく調べています。
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