研究に没頭、その後ぶつかった壁
東京都の飛田仰喜(こうき)さん(26)。愛称は「水素のお兄さん」です。科学の面白さを伝えるサイエンスコミュニケーターとして全国各地を飛び回り、実験教室や動画の配信を通して水素の魅力を発信しています。
飛田さん「こんなシンプルなのに電気だったり、炎として使える核融合としても使えるその可能性がとても不思議で魅力的」
飛田さんが水素に出会ったのは、小学5年生の時だったといいます。

飛田さん「水素にヘリウム・リチウム・ベリリウム・ホウ素・炭素・窒素♪ただ元素をずっと読み上げるだけの(アニメの)曲があって、その曲にハマって。僕だけが知っている世界、みんな元素って知らないの?ってみんなに自慢したくて図鑑を読んでいた」
水素への思いが色あせることはなく、高等専門学校でも研究に没頭しましたが、“大きな壁”にぶつかりました。
飛田さん「周りもめちゃくちゃ優秀でだめだな、研究に向いてないかもと悩んだ時期があった」














