今年7月の参議院選挙をめぐり、「1票の格差」が最大3倍を超えて実施されたのは憲法に違反するとして、弁護士のグループが選挙の無効を求めた裁判で、福岡高裁はさきほど、「違憲状態」とする判決を言い渡しました。選挙の無効の訴えは退けました。
 
この裁判は今年7月の参議院選挙が有権者の「1票の格差」が3倍を超えた状態で実施されたのは憲法に違反しているとして、弁護士グループが選挙の無効を求める訴えを全国の高等裁判所などで16件起こしているものです。

今年7月に行われた参議院選挙では、選挙区によって議員1人あたりの有権者数に差がある「1票の格差」が最大で3.13倍となっていました。
 
31日午後、福岡高等裁判所は、「違憲状態」とする判決を言い渡しました。選挙の無効の訴えは退けました。
 
   
  













