元運転手の女性に対する強制わいせつの疑いで書類送検され、今年2月に嫌疑不十分で不起訴となった南城市の古謝景春市長に対し、検察審査会が「不起訴不当」と議決したことを受け古謝市長は、「検察の下した不起訴処分を支持する」などとしたコメントを発表しました。
この事件は2022年12月、古謝市長が公用車の車内で、元運転手の女性の胸を触ったとして、去年11月に強制わいせつの疑いで書類送検されたものです。
那覇地検は今年2月、嫌疑不十分で古謝市長を不起訴処分としましたが、元運転手の女性は処分は不当だとして代理人を通じて那覇検察審査会に審査を申し立てていました。
検察審査会は今月24日、不起訴処分について「一般市民の感覚からすると到底納得のいくものではない」などとして「不起訴不当」と議決し、那覇地検が再捜査することになりましたが、これに対し古謝市長は、「検察庁の下した不起訴処分を支持するとともに、検察審査会の議決した内容を精査し弁護士と対応を進めていく」とするコメントを発表しました。














