■「英語が必要かどうか、今後二極化していく」

山本キャスター:
街で多く聞かれたのが、英語教育についての声でした。世代別にどう感じているのでしょうか。

10代・20代の学生
▼発音がめちゃくちゃで通じない
▼文法ばかり習う、日常会話に生かせない
▼リスニングの授業とネイティブは全然違う

30代以上の世代
▼30年前から英語は重視されてきたがその後にいきていない
▼話す聞くアウトプットの練習をすればレベル上がる
▼できなくても大半の人はそれなりに生きていける

多くの日本人が英語コンプレックスを抱いていると思いますが、いかがでしょうか。

成田氏:
コンプレックスはあるかもしれませんが、日本人の英語力がどんどん伸びている感じもしないので、実際あまり英語は必要としないのでしょう。本当に追い詰められたら人間って勝手にやり始めるものじゃないですか。自分たちの言語で全ての仕事や生活ができるような日本は幸せだということですね。その幸せの裏返しが英語へのコンプレックスなのだと思います。

小川キャスター:
英語教育は向上していく必要はあるのでしょうか。

成田氏:
多分二極化していくのではないでしょうか。心と心を英語で通わせる本当の英語力を身につけないといけない人たち、あとは機械翻訳やアプリを使って最低限の意思疎通や情報伝達さえできればいいという二つに分かれていくような気がします。自分は本当に英語が必要なのかどうか、はっきりさせることが大事だと思います。