店内のAED 使用経験のあった店員も駆けつける

店内に設置されていたAED。

近くにいた男性店員がすぐに手渡し、救助に協力しました。

さらに、AEDの使用経験がある店員の神谷さんも現場へ駆けつけました。

スターバックス・店員 神谷小夜佳さん
「電気ショックを流してくださいという音声が流れたので皆さんに離れてくださいと言って皆さんが離れたのを確認してAEDのボタンを押しました。またこういうシーンが起きないことを願いつつなんですけど起きたときには適切に対応できる人を増やしていきたいなと思います」


救急隊が到着するまでおよそ10分間、必死で命をつなぎ止めました。

社会復帰できるまでに回復

男性はその後、病院に運ばれ一命をとりとめ、現在は社会復帰ができるまでに回復しているということです。

福岡市中央消防署 木原秀樹署長
「4名の方々の冷静な判断と行動力によって、心肺停止されたランナーの方の尊い人命を救うことができました。意識のない方々に遭遇した場合にはいち早く119番通報していただきましてぜひ救命活動に/応急手当ですねご協力いただきたいと思っております」


勇気ある行動と見事な連携プレーそしてすぐそばにあったAED。

4人の迅速な判断と行動が一つの命を救いました。