韓国に伝わる「ジャン文化」ユネスコの無形文化遺産に

韓国の南部にはほかにも、芸術の街としての顔も持つ光州などの大都市もあります。

それぞれの地域に眠る観光資源を発掘しソウルとの差別化を図ることが大きな戦略となっています。
中でも重視されているのが体験型のコンテンツです。
韓国旅行の楽しみの1つは料理ですが、味の秘訣となっているのが伝統的な調味料「醤(ジャン)」です。

実は去年、日本酒とともに「醤造り文化」がユネスコの無形文化遺産に登録されました。

南西部にある潭陽(タミャン)郡では、外国人も「醤造り」が体験できるようになっています。

佐賀県から来た体験者
「初めてなのであんまり分からないんですけど、興味はわきますよね。こういう所に来たら、おいしいものも作れるだろうなあというのは思います」

醤造りの「名人」として韓国政府から指定されている奇順度(キ・スンド)さんは、外国人の訪問を歓迎しています。

醤造りの名人・奇順度さん
「どの国の方でも言葉が通じなくても、食べ物を食べながらすぐに楽しみ、心が一つになるんです」














