水面下での交渉人が今後の「キーマン」に

 今後の連立でのキーパーソンとして名前が取り沙汰されているのが、維新の遠藤敬国会対策委員長(57)です。遠藤氏は大阪18区選出の衆院議員で当選は5回。秋田犬保存協会会長も務めています。

 高市政権ではこの遠藤氏が総理補佐官に起用され、両党をつなぐ重要なパイプ役になることが予想されています。

 総理補佐官とは総理の指示を受けて重要な政策についての企画立案などを手伝う役割で、定員は5人。

 大八木解説委員は遠藤氏について「与野党内外問わず人脈が豊富で、今回、高市氏から電話がかかってきた最初の相手です。維新と自民党のいわば唯一の今のパイプになっていて、そこから連立交渉がスタートした。そのためキーマンであることは間違いなく、水面下の交渉をずっと担ってきた人が表に出てどうなるか楽しみでもあり不安でもある」と分析しています。

(2025年10月20日放送 MBSテレビ「よんチャンTV」より)