きょうも日本の南に秋雨前線が停滞する見込みで、前線に近い伊豆諸島、また前線に加えて熱帯低気圧の影響を受ける南西諸島では、雷を伴う非常に激しい雨が降り、大雨となるところがあるでしょう。あす午前6時までに予想される24時間予想降水量は、多い所で▼沖縄地方150ミリ、▼九州南部・奄美地方180ミリ、▼伊豆諸島80ミリとなっています。その後も、降水量はさらに増える見込みです。土砂災害や低い土地の浸水、河川の増水に注意・警戒してください。

また、前線の影響で、西日本から東日本の太平洋側ほど雨が降りやすいでしょう。関東地方などは、夜になってもなかなか雨雲が抜けず、一日雨となりそうです。冷たい雨や北よりの風、そして寒気の影響で、きょうは日中も気温が上がりません。

【きょうの各地の予想最高気温】
札幌 :11℃  釧路 :12℃
青森 :13℃  盛岡 :13℃
仙台 :15℃  新潟 :17℃
長野 :14℃  金沢 :18℃
名古屋:15℃  東京 :12℃
大阪 :16℃  岡山 :18℃
広島 :18℃  松江 :19℃
高知 :17℃  福岡 :20℃
鹿児島:20℃  那覇 :29℃

東京は肌寒かったきのうよりさらに5℃下がって12℃の予想。これは12月中旬並み。日中もコートや厚手の上着が必要な寒さです。

また、高知や大阪、名古屋も11月下旬並みの寒さとなるでしょう。雨が降りやすい太平洋側ほど気温がぐっと下がりそうですので、暖かくしてお過ごしください。一方、日本海側は日中晴れ間の出るところもありそうです。

また、あすは秋雨前線が少し南に下がる見込み。そのため、太平洋側にも広く晴れ間が戻ってきそうです。と同時に、この時期らしい気温も戻ってきます。あすの東京の予想最高気温は19℃、あさっては20℃。これでだいたい平年並みの気温となります。

その後も天気は周期的に変化するでしょう。土曜日は天気が下り坂で、日曜日は再び全国的に曇りや雨のすっきりしない天気となりそうです。気温のアップダウンが激しくなりますので、体調を崩さないようお気をつけください。