株式市場でも歴史的な節目となりました。日経平均株価は史上初となる5万円台目前まで上昇。株高は鹿児島の経済にも、恩恵をもたらすのでしょうか?

きょう21日午前、日経平均株価は取引直後に700円以上値上がりし、急上昇しました。

(記者)「高市総理誕生が濃厚な中で、日経平均は5万円台にあと少しの所で取引を終えました」

史上初の5万円台まで一時、50円ほどまで迫った中、街の人は…

「新NISAだけやっている。ちょっとプラスは出ている」

「投資信託してます。自分の資産も増えていますよ。やっぱりうれしいですよね」

投資をしている人からは喜びの声が聞かれる一方で…

「株をもっていないので、私たち主婦は関係ないので、持っている人はいいと思いますけど。10月からさらに(物価が)高くなっていて、買い物行くと、1万円札は飛んでいく」

なぜ株価が急上昇したのか?経済の専門家は、「新総理」への期待感が挙げられるといいます。

(九州経済研究所 福留一郎 経済調査部長)「(新総理になり)日本の政治の不透明感がなくなってきたことと、アメリカ経済、これらの懸念が和らいできたという2点ですね」

しかし、鹿児島の経済には…

(九州経済研究所 福留一郎 経済調査部長)「鹿児島に関しては、上場企業も少ないし、株価の恩恵を直接的に受けることはあまりなさそう。新NISAをきっかけに長い目で見た資産形成という意味では恩恵がでるのでは」

株価はどこまで上昇するのか?目が離せない日々が続きそうです。