野球を続けたその先に確かな実力が備わり、プロの世界が見えてきた竹丸。「プロになりたいと思って野球をやってきたわけじゃない。なりたいっていうよりは勝手に近づいていったイメージ」と話す。「派手さは求めないですけど計算できるピッチャーになりたい」と理想の選手像を掲げた左腕が、社会人野球で培った経験を胸に夢舞台への切符を掴みにいく。

■竹丸和幸(たけまる かずゆき)
2002年2月26日生まれ。広島県広島市出身。左投左打。身長179cm体重75㎏。崇徳高校から城西大学に進学。首都大学野球リーグでは2部からのスタートも4年春に1部昇格。鷺宮製作所では今夏3年ぶりに都市対抗に出場。1回戦のTDK戦では先発し6回1失点の好投。休みの日はよく寝ているインドア派。幼稚園年中から小学3年まで水泳をやっていた。