事業で使わなくなった重さおよそ1トンのいかだを長崎市の沿岸に不法投棄したとして、21日、長崎市の水産会社と経営者の男が廃棄物処理法違反の疑いで書類送検されました。※画像は長崎海上保安部提供
書類送検されたのは長崎市で養殖業などを行う水産会社と代表取締役の39歳の男です。
長崎海上保安部によりますと、男は去年6月、プラスチック製のパイプなどで作られた重さおよそ1トンの養殖用のいかだを長崎市牧島町の沿岸に不法投棄した疑いがもたれています。
去年6月、巡視船で付近をパトロールをしていた長崎海保の職員が沿岸に放置されているいかだを発見し、いかだを所有する水産会社を特定し捜査を進めていました。
調べに対し男は「不要になったいかだを撤去する時間がなかった」などと話し、容疑を認めているということで、長崎海保は21日、廃棄物処理法違反の容疑で水産会社と男を長崎地検に書類送検しました。