「自民党に絡め取られてしまうのでは…」ジャーナリストの懸念

ジャーナリスト 立岩陽一郎氏)
維新の会は『小さな政府』を志向して、自民党に対するアンチテーゼを出してきたんです。自民党でも小泉さんのお父さん(元総理大臣)は、自民党の中では小さな政府を志向して郵政改革とかしたわけですよね。だから小泉進次郎さんもある程度わかるわけですよ。高市さんは、ご本人どうこうは別としても、自民党を代表しているという意味では、どちらかというとやはり『大きな政府』の政策になっているんですけど、せっかく小さな政府を志向した政治勢力が絡め取られてしまうのは、私はどうなのかなと思う。代表としてどう考えているのか聞いてみたい。

日本維新の会 吉村洋文代表)
象徴は、議員定数削減だと思います、一番のセンターピンは。小さな政府、様々なおかしな補助金の出し方とか、無駄な使い方はなくしていくべきと思います。わたしたちが最初にやったのは自分たちの身を切る改革、報酬の削減は僕も3割削減、退職金4000万円を0っていうのをずっとやっていますが、議員定数の削減というのが一番政治改革で難しいところ。だって、自民党と民主党も昔国政で約束したけど結局何もできてませんから。なので今回の項目で、議員定数の大幅削減は政治改革のひとつとして入れています。

それから社会保障政策、経済財政政策の中にも無駄遣いをなくしていく、補助金をなくしていく。日本版DOGEのような、おかしなものは無くしていこうといったことも項目を入れてますので自民党がどう考えるかと思います。

投資は賛成なんです。減税はやったらいいと思うし、いろんな成長戦略に投資するのは、僕自身もインフラなんかもやってますので、お金を使うな、ではなくて、無駄な使い方はやめようよ、だから議員定数削減とかおかしな補助金のカットをしながら、街や子供たちに投資はやっていますので、緊縮一辺倒ではないんです我々。