「政治家である間は、都構想には挑戦しないと明言されましたが…」

MBS河田直也アナ)
都構想は皆さんもよくご存知だと思いますけれど、2度住民投票が行われて僅差ではありましたけども、2回とも否決をされました。吉村さんにとってちょっと耳が痛い話かもしれませんけど、これを受けて吉村さんは政治家である間は、もう都構想には挑戦しないと明言をされましたけれど、そこはどう説明されますか。
日本維新の会 吉村洋文代表)
はい。確かにそう申しましたし、そのときの気持ちに嘘偽りはないです。なので今都構想3回目っていうのを直接言ってるわけではありませんが、もし本当に3回目の挑戦をして、そして大阪副首都として成長して目指していこうっていうのを本気でやるんであれば、民主的なプロセスは踏まなければならないと思っています。
――3回目の住民投票はやることになる?
本気でやると思うんであれば、やっぱり民主的な手続きを踏まない限りは、それはやっちゃいけない、筋が通らないと思っています。ただ僕は大阪の将来を考えたら、絶対これは必要だという思いは変わりません。大阪・関西万博も成功しましたけれど、日本で一つの軸だけで僕は駄目だと思います。
――住民投票の民意はどう捉えている?
やはり非常に競ってますけれど、反対だということですから、一旦ここで結論が出ている話だと僕は思いますけれども、でもやっぱり知事市長をやっていて副首都に大阪がなっていく上で、都構想っていうのは僕は必要なんじゃないかと思っております。ただそこは、本当にやるんだったら、民主的なプロセスを踏まずにやるのは、筋は通らないと思っています。