青森市の福祉施設で老舗の「うな重」が振舞われ、利用者が舌鼓を打ちました。

うな重が振舞われたのは、青森市の障害者支援施設「金浜療護園」です。

市内で90年以上ウナギを提供する老舗「川よし」が施設を訪れ、入所者やデイサービスの利用者約100人が堪能しました。

久しぶりに食べるウナギに舌鼓を打つ人たち、箸を持つ手はどんどん進んでいました。

入所者
「こっちに来てから6年ぐらい経つから(ウナギは)6年ぶりかな。とても幸せでした」

「やっぱり川よしさんのウナギが一番だと思っています」

「なかなか食べられないので、おいしかったです」

半世紀以上に渡って福祉施設を訪問している「川よし」。
代表の84歳・松崎さんは、まだまだ元気いっぱい!ウナギを提供したいと意欲を語ります。

川よし 松﨑利夫 代表(84)
「皆さんのおいしかったとか、うれしかったとか、そういう声を聞くと、やってよかったと思う。元気なうちは現場で仕事したい。それが私のある時期から天職かなと思ってやっています」

“おいしい時間”を過ごした人たちは、自然と笑顔に包まれていました。