兵庫県議がまた、政務活動費を不適切に使用です。

 政務活動費の不適切な使用が明らかになったのは、兵庫県の石川憲幸県議(70)です。

 石川県議によりますと去年、「翌日に県職員と面会がある」という理由でホテルに宿泊。予定が変更となり面会はなくなりましたが、宿泊費などを政務活動費として計上していたということです。

 石川県議は「事務的なミスだった」としたうえで、不適切に使用した約3万円分は返金したということです。2014年、兵庫県議会は政務活動費の不適切な使用が相次ぎ、石川県議は当時、議長として問題に対応していました。

 (兵庫県議会 石川憲幸議員)「政務活動費に関する制度改正に深く関わったひとりとして、大変痛恨の極みでございます」

 兵庫県議会では9月、自民党会派の松井重樹元議員が5年間で約180万円の政務活動費を不適切に処理したとして辞職していて、10月14日、県議会の山口晋平議長は刑事告発する方針を明らかにしています。