外国運転免許証の日本への切り替え、いわゆる「外免切替」の要件が10月から厳しくなりました。制度の厳格化に、外国人からは「問題が難しくなった」と戸惑う声も上がっています。
偽造免許翻訳の不正も発覚
警視庁は9月、偽造した台湾の免許証の翻訳文を不正に発行させた疑いで中国籍の男女2人を逮捕。2人は10月から厳しくなった「外免切替」を免れるため、不正を行ったとみられています。
「外免切替」は、外国の免許から日本の免許へ切り替える制度です。事故の増加や試験内容の簡単さなどが問題視され、10月1日から制度が厳格化されました。

大分県警運転免許課 清松昇次席:
「ホテルなどで一時滞在の書類の提出で免許証を交付していましたが、今回の改正で住民票が基本的に必須となりました」