国宝に指定されている刀剣、太刀 銘「豊後国行平作」が、大分県内で初めて15日から宇佐市の歴史博物館で展示されます。
この刀剣は、9月から宇佐市の県立歴史博物館で開催されている、特別展「豊後国行平-「祈り」の刀剣」で、15日から始まる後半の目玉として展示されるものです。
県内で初めて公開される国宝、太刀 銘「豊後国行平作」(通称:古今伝授行平)は、細身で優雅な曲線や美しい地肌が特徴で、800年という長い年月を感じさせないほど良い状態が見てわかる刀です。


(県立歴史博物館学芸調査課・平川毅課長)「すべてにおいて完全無欠の行平の作品というのが古今伝授の太刀の魅力今回が初公開この機会をぜひ逃がさずご覧になってほしい」
特別展は11月3日まで開催されていて期間中はシンポジウムなどが開かれます。