環太平洋大学アンカー角南選手は12位でタスキを受取るも
そして、環太平洋大学のアンカーに抜擢されたのは1年の角南祐行選手です。
(松村みなみ記者)
「角南選手の月間走行距離は?」
(環太平洋大学 角南祐行選手【画像④】)
「1000キロです」

チーム1の練習量を誇る期待の1年生。関東の強豪校に続く12位でタスキを受取り駆けだしました。しかし…フィニッシュ地点に姿を現わしたのは16番目。予想外の暑さで脱水症状になっていました。それでも…。
(環太平洋大学 角南祐行選手)
「アンカーで自分が順位を大幅に落としてしまったのは本当に責任を感じている」「自分の力不足だと思う」

言い訳は、口にしませんでした。
(環太平洋大学 角南祐行選手)
「来年の出雲駅伝に出場して借りを返せたら」
(環太平洋大学 山本涼介主将【画像⑥】)
「秋以降に絶対つながるから」
「プレッシャーもあったと思う。しっかり10キロを1年生が走り切ってくれた」
「来年再来年まだまだあるんで、そこに繋げてほしいという思い」

(青山学院大学 黒田朝日主将)
「これですべてが終わったわけではない」
「次は勝つという思いでやっていきましょう」

青学の黒田選手は区間賞の表彰で笑顔を見せました。最後はバスの時間が迫り、猛ダッシュ。

「あれ!ちょっと待って!俺のあれは?」
そして最後に…「次は勝ちます!頑張ります!」

こうして、それぞれが次の戦いに向けて旅立ってゆきました。
(スタジオ)
ー今回、出雲駅伝には中四国の有力選手が合同でチームを作る学連選抜も出場しました。岡山大学からは2人が選出され、地方勢トップクラスの走りを見せました。岡山での陸上競技の盛り上がり、ますます注目です。