新たな手術方法の開発にも期待

さらに手術の動画記録を海外のダビンチ5と共有することもできます。AIで分析することで新たな手術方法の開発なども期待されます。
日向信之教授
「この操作の時にこういう力がかかっていた。そういうデータが全部残るわけです。より安全な手術をできるだけみんなで見える化して普及していけるメリットもあると思います。今がチャンスじゃないかと、ロボットの時代にこれからの若い人は学びやすいんじゃないかと思います」
広島大学病院が手術支援ロボットを導入したのは15年前、現在ダビンチ5を含め4台体制で稼働。今年6月までに前立腺がん、腎臓がんなど3100件以上の手術の実績がありますが、現状、トラブルなどはないということです。