<遠軽vs中標津>遠軽・吉田選手が圧巻の3連続トライ

 南北海道大会に続き行われた北北海道大会の決勝は、3年連続の花園を狙う遠軽と8大会ぶりの聖地への復活を目指す名門・中標津の対戦。

 序盤から、遠軽が中標津を圧倒します。開始直後、FB・佐藤満輝選手の突破で一気に敵陣深くまで攻め込むと、NO8・吉田琉希也選手が力強い突破をみせて中央にトライ。ゴールも決めて7点をリードします。

 さらに9分、敵陣22mライン付近でボールを受けた吉田選手が、切れ味鋭いステップでディフェンスをかわして右中間にトライ。1、2年生の時には、BKで花園への出場を果たしていた吉田選手は14分、再び敵陣22m付近でボールを受けると、今度は、タックルを引きずりながら左中間にトライ。待ち味の縦への推進力はもちろん、非凡な走力もみせました。

 圧倒的な存在感をみせる吉田選手の3連続トライで、遠軽が21対0と大きくリードを奪います。