「国民スポーツ大会」などのため滋賀県を訪問していた天皇皇后両陛下は、2日間の日程を終え、帰京されました。
両陛下は、きのう(28日)ときょう(29日)の2日間、滋賀県を訪問されていました。
両陛下揃っての滋賀県訪問は7年ぶりで、即位後は初めてでした。
【1日目】
両陛下は、午後、新幹線で滋賀県のJR米原駅に到着し、出迎えた三日月県知事らとにこやかに挨拶を交わされました。
駅の近くには大勢の地元の人々が集まり、両陛下を出迎えました。
その後、「国民スポーツ大会」の開会式に出席。開会式の出演者と観客が一斉に青いタオルを掲げ、会場を“琵琶湖色”に染める演出では、両陛下も一緒にタオルを胸の前に広げられ、会場は一体感に包まれました。
その後、開会式でトーチを手にランナーを務めた地元出身の陸上・桐生祥秀選手ら7人と懇談されました。両陛下は世界陸上に出場した桐生選手の体の心配をし、「世界陸上お疲れ様でした」と労いの言葉をかけられたということです。
1日目を終え、両陛下は「2人揃って7年ぶりに滋賀県を訪れることができ、嬉しく思います」「暑い中、多くの県民の皆さんに温かく迎えていただいたことに感謝いたします」と感想を公表されました。
【2日目】
陛下とブルーのセットアップ姿の皇后さまは、午前、大津市の競技会場でバドミントンの試合を観戦されました。両陛下は関係者の説明に熱心に耳を傾け、うなずきながら熱い視線を注がれました。
正午ごろには、草津市の施設で戦没者の遺族らと懇談されました。懇談者の1人が、1944年に行われたインパール作戦で父親が戦死したことを伝えると、陛下は「残念でしたね」と話されたということです。
午後には、彦根市の県立盲学校を訪問し、中高生たちが点字新聞を再利用し、封筒を作る授業を見学されました。
天皇陛下
「作業はどうですか」
生徒
「楽しいです」
皇后さま
「難しいところはありますか」
生徒
「下のテープを剥がして丁寧に折ることです」
封筒は、来月行われる「全国障害者スポーツ大会」のバザーで販売されるということで、「楽しみですか」などと声をかけられました。
また両陛下は、盲導犬と生活する人たちで活動している「びわこハーネスの会」の会長らと交流されました。
皇后さま
「イヴちゃんは女の子ですか」
新海智恵美 会長
「女の子です」
皇后さま
「いま何歳」
新海智恵美会長
「3歳です」
天皇陛下
「お利口ですね」
両陛下は暮らしぶりについて尋ねたほか、盲導犬と笑顔で触れあわれました。
注目の記事
「本当は命を失う場所ではなかった」津波にのまれた指定避難所…震災を知らない大学生が被災地で辿る“後悔と教訓”の15年

「私たち家族の楽しい思い出はすべて消え、苦しみや悲しみに変わった」娘を事故で失った小学校の元校長が訴える“命の尊さ” 修学旅行の引率中に「美果が交通事故で死んだ」と連絡が【第1話】

自分の名前も住所も思い出せない…身元不明の男女は“夫婦”か “記憶喪失”状態 愛知・岡崎市が情報提供呼びかけ 「生まれは西三河」「長く関東で生活」と話す

クマ出没の画像、本当?嘘?見破れますか?フェイクニュースは“10年で100万倍増”騙されないコツを専門家に聞いた【AI×SNS 防災アップデート】

【「公立いじめ」との声も】授業料無償化先駆けた大阪のいま…公立高校の約4割が定員割れ『私立有利・公立不利』の状況は“負のスパイラル”生む懸念【教育アドバイザー・清水章弘さん解説】

家族が死刑囚になったーー「殺人鬼の家族と呼ばれようとも」 残された両親と弟、過酷な現実の中で今も生き続ける









