小寺さんが核兵器の恐ろしさを知ったのは小学6年生の時。
家族で訪れた広島の原爆資料館でした。

広島平和記念資料館

甲陵高校1年 小寺輪子さん:
「入って最初に女の子がすごいけがをした大きい写真があるが、それが本当に怖くてインパクトがあったのを覚えている」

平和の大切さを発信する思いを強くした小寺さんは今年、高校生平和大使に応募しました。

甲陵高校1年 小寺輪子さん:
「それまでは核兵器や戦争のことは自分にはどうこうできるものではなく、大人の世界のものだと思っていたが、自分にもできることがあることを知り私もやりたいと強く思った」

作文と面接で世界から核兵器を無くすことを明確に訴えたことが評価され、見事大使に選ばれました。
今年選ばれたのは全国で24人です。