イガあり も なし も拾い上げるブラシ
熊本高専2年 石原健太郎さん「クリの実とイガグリを収穫するためには硬いブラシだと挟み込めない。仮に挟み込めたとしてもブラシが曲がって元に戻らない」

試行錯誤を経て完成したのが、こちらのブラシ。素材の柔らかさや、先端の形を工夫しました。
熊本県立大学 環境共生学部 松添直隆教授「イガ付きのクリとイガなしのクリを拾う。両方を同時に拾っていく仕組み、これが特許」
このブラシ部分は、様々な品種の大きさや形にも対応。クリの実を傷つけることもありません。

さらに松添教授が目指したのが、無人で動く「自律走行型のロボット」でした。収穫するルートをプログラミングし、自動で動き回るようにしたものです。
熊本県立大学 環境共生学部 松添直隆教授「いろいろなセンサーがついていて、クリの木の位置を認識してクリ園を動き回る。全自動で収穫する」