昭和天皇の后・香淳皇后の生涯をつづった「香淳皇后実録」が完成し、天皇皇后両陛下に奉呈されました。17年の作業を経ての完成です。
きのう(18日)午後6時すぎ、宮内庁は、新たに完成した「香淳皇后実録」を両陛下に奉呈しました。
香淳皇后は、上皇さまの母で、天皇陛下の祖母にあたります。
久邇宮家の長女として生まれ、戦後に「象徴」となった昭和天皇の后として激動の時代を歩み、2000年に97歳で生涯を終えました。
今回完成した「実録」は13冊(凡例含む)・計3828ページにわたって香淳皇后の生涯を記したもので、宮内庁所蔵の資料や関係者への聞き取り、当時の新聞記事などももとに作られたということです。
表紙は香淳皇后のお印(シンボルマーク)である「桃」にちなんで、桃色です。
宮内庁で「実録」が完成したのは、「昭和天皇実録」以来11年ぶり。
編さん作業は、2008年から17年間かけて行われ、42人の職員が関わり、かかった費用は人件費をのぞきおよそ5590万円です。
宮内庁によりますと、両陛下は、関わった職員にねぎらいの気持ちを伝え、卓上に置かれた「実録」を熱心にご覧になっていたということです。
きょう(19日)は上皇ご夫妻に奉呈され、午後以降、宮家の皇族方にも進呈されます。
内容は、10月9日に宮内庁のホームページで公開される予定です。
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