暗闇×音楽で「周りを気にせず」

人気が拡大する中、進化形も続々登場しています。

2024年7月のオープン以降、東京の4店舗を始め、大阪や広島など次々と進出している『Beat Pilates』。

女性専用のスタジオで、最大の特徴は“暗闇と音楽の融合”。ブルーの明かりがほのかに灯る部屋で、K-POPやJ-POPの最新ヒットチューンに合わせて45分間体を動かし続けます。

トレーナー・MAKOTOさん:
「暗闇だと、初心者の方や体型に自信の無い方も周りを気にせずに出来る」

タイパ◎短時間でボディメイク

“タイパ”を重視したマシンピラティスができるのは、『Evolv』。

レッスンを覗いてみると、皆さん、体にピタッとフィットした“ボディースーツ”のようなものを着用し、腰には謎の装置が…。実は、このボディスーツが肝。

インストラクター・SHUKOさん:
「電気刺激によって直接筋肉に刺激を与えるEMSを使うことで、“短い時間で効率よくカロリーを消費できる”

1回20分で、ランニング2時間相当にあたる約700カロリーを消費することができるため、短時間でボディメイクが可能になるといいます。

ピラティス歴2か月・30代女性:
「20分間だけやって筋肉痛になるっていうのは、タイパが良い」

異業種も参入&キッズ向けも

マシンピラティスのスタジオながら、厳選された本が揃うブックラウンジや、店舗によってはマッサージチェアやデスクワークエリアがあったりと、“様々なスペースを併設”しているのは、『TSUTAYA Conditioning PILATES』。

異業種の「TSUTAYA」が2023年5月に参入し、いまや全国に28店舗。27年には、200店舗まで拡大する予定だといいます。

“子ども向けのピラティス”があるのは、『A-Studio』(東京・荒川区)。

トレーナー・今西愛美さん
「子どものうちから正しい姿勢や体の使い方を学ぶことで、怪我などの予防になる」

“姿勢の悪さ”“集中力不足”などに効果が期待でき、バランスの取れた体の発育が出来るとのことで、親がピラティスを始めたことをキッカケに、子どもにも習わせる人が増えているといいます。

様々なカタチで広がるピラティスで、心と体を整えるのも良いかもしれません。
(THE TIME,2025年9月18日放送より)