いきなりですが「赤坂中野新宿」と聞いて連想することはなんでしょう?

港区の赤坂、中野区、そして新宿区と、それぞれ東京の地名ですが、実は「赤坂中野新宿」という住所が、福島県鮫川(さめがわ)村に存在します。

なぜ東京の地名が住所になっているのか?福島県民1年目の平岡沙理アナウンサーが現地で調査してきました。


平岡アナ「鮫川村にやってきました。きれいな川、そして後ろには大きな山。空気が澄んでいて、とても気持ちがいいです」

福島県東白川郡にある鮫川村。


人口はおよそ3000人、大草原が広がる「鹿角平観光牧場」や安産祈願の名所として知られる「取上石」がある、自然豊かな農村地域です。

しかし、鮫川村の地図を見ると、東京を代表する「赤坂中野新宿」という住所が。


赤坂・・・?中野・・・?新宿・・・?

村民に自宅の住所を尋ねてみると…

Q.どこにお住まいですか?
村民「赤坂中野字(あざ)新宿です」


村民「赤坂中野字新宿」


みなさん、口をそろえて言うのが「赤坂中野新宿」です。

村内を調査してみると…

平岡アナ「このトンネルを出たら、見てください!新宿って書いてあります」


平岡アナ「鮫川にかかる橋も、ひらがなで『しんじゅくはし』と書かれています」


さらにこんなところにも・・・

平岡アナ「バス停の名前も新宿。そしてこちら、ポストの所在地にも赤坂・中野・新宿と東京の地名が入っています」


村の至る所に書かれている赤坂・中野、そして新宿。


なぜ東京の地名が住所に?
この由来を、村の人は知っているのでしょうか?