そして、5月の復帰コンサートについて、「皆さんの想いとか、始まる前に、皆さんが拍手をしてくださって『迎えてくださっている』っていう気持ちが届いてきていたので。いろんな感動って、今までたくさんあったんですけど、この病気をして、皆さんに支えてもらって、また再開できて。この歌える直前の『想い』っていうのは、この『感動』は、初めて感じるものだったと思います。」と回顧しました。

市川由紀乃さん



「いろんな感情が込み上げてくる中で『泣いてはいけない』って思いましたね。きちんとステージを務めて、笑顔で皆さんに『ただいま』って言いたいって想いがありました。ファンの皆さんが『おかえり!』っていう、たくさんの『おかえりのシャワー』を浴びさせてもらって」と心境を明かしました。

コンサートの途中には、命の恩人である、由紀さおりさんが駆けつけました。「舞台の進行の中で、あれ?という時があって、そこで由紀さんからのメッセージと共に、由紀さんが登場された時には、一瞬時が止まったような。『これ現実なの?え?』という気持ちと、後はやっぱり感謝の想いで溢れました。」と胸の内を述べました。


市川由紀乃さん



コンサートを終えた時のことについて「最後、幕が降りて、袖に入ってそこで泣きたいだけ泣きましたね。大好きな歌が『歌える』って言うことがうれしくて。一曲一曲、歌い終えていくと、また一曲終わってしまったっていう気持ちと、さみしい想いと、どんどんどんどんまた歌が歌えて、そしてステージ上も歩けて、皆さんのお顔が見られてっていう。そういうずっと気持ちが高まっている時間でしたね。」と回想しました。


市川由紀乃さん


現在の体調について、市川さんは「少しずつ前へ前へ、良くなっていると思います。以前できなかったことも、できるようになったりとか、体力的にもお仕事させていただいて少しずつ。」と手応えを口にしました。

闘病生活を終えた今、今後やっていきたいことについて「歌の活動はもちろんですけど、自分と同じ病気と闘っている人だったり、そのご家族とか、『誰かの背中を押して差し上げられる活動』はこれからずっと続けていきたいと思います。」と意欲を示しました。


市川由紀乃さん

最後に、市川さんは「ファンの皆様のおかげで今、私はステージに立って大好きな歌を歌うことができています。皆さんのおかげです。心から感謝の思いでいっぱいです。これからは、私は皆さんに、たくさんの『御恩返し』をして行きたいと思っていますので、末永く市川由紀乃をこれからもよろしくお願いします。」と、ファンへメッセージ。

市川由紀乃さん


「そして皆さん、定期検診お願いします! 私もちゃんと体と向き合ってこれからも頑張っていきます。健康で生きていきましょうね」と呼びかけました。

【担当:芸能情報ステーション】