前線が停滞し、暖かく湿った空気が流れ込んでいる影響で、関東甲信地方や東海地方、北陸地方では雷を伴った激しい雨が降っているところがあるということです。今後も激しい雨が降る所がある見込みで、気象庁は土砂災害や低い土地の浸水、河川の増水に注意・警戒を呼び掛けています。

気象庁によりますと、西日本から東日本に停滞する前線は今後、次第に北上するだとしていますが、暖かく湿った空気が前線に流れ込む見込みで、引き続き大気の状態が不安定となるということです。

関東甲信地方や東海地方、それに北陸地方では断続的に激しい雨や非常に激しい雨が降る所がありそうで、雨雲が予想より発達した場合や、発達した雨雲がかかり続けた場合は、警報級の大雨となる恐れがあるとしています。

雨の予想

▼13日に予想される1時間降水量（多い所）
　愛知県・岐阜県・静岡県　50ミリ
　甲信地方・三重県・石川県　40ミリ
　関東地方北部・関東地方南部　30ミリ
　新潟県・富山県・福井県　20ミリ

▼13日午後6時までに予想される24時間降水量（多い所）
　愛知県・岐阜県・静岡県　150ミリ
　三重県　120ミリ
　石川県・福井県　60ミリ
　富山県　50ミリ
　新潟県　40ミリ

▼その後、14日午後6時までに予想される24時間降水量（多い所）
　岐阜県　150ミリ
　新潟県・石川県　100ミリ
　富山県　80ミリ
　愛知県・静岡県・福島県　60ミリ

気象庁は、関東甲信地方や東海地方、北陸地方では低い土地の浸水や河川の増水に注意・警戒するよう呼び掛けています。北陸地方では13日明け方にかけてと14日は土砂災害に警戒が必要です。また、落雷や竜巻などの激しい突風、ひょうに注意してください。