宇宙メニューに火星の土地!?
このブームは人々の日常にも浸透していきました。東京・大田区の商店街にあったレストランでは「ロケットサンド」や「ムーンランチ」、「宇宙飲料ミサイル・ジュース」や「円盤スープ」といったユニークな名前の宇宙食が提供され、大勢の客で賑わいました。さらに日本宇宙旅行協会が「火星の土地」を販売!天体写真で分譲地の説明を行う社員の姿もありました。七五三の衣装にも影響が出ていました。当時のヒーローだった月光仮面やスーパーマンの衣装の隣に宇宙服が並べられていました。

斬新な「人工衛星流花道」
「人工衛星流花道」という奇想天外なアートも誕生。レインシューズに花を生けたり、土管に電球と犬の置物を乗せた先生の作品「犬を乗せてドカンと打ち上げ」などが紹介されるなど宇宙を表現する斬新な作品が次々と生み出されたのです。
