9月に入り、食卓を直撃する値上げの波が続いています。調味料や冷凍食品、アイスといった身近な商品の価格が次々と引き上げられ、家計の負担感は一層強まっています。

止まらない値上げ…家計に直撃

帝国データバンクによりますと、9月に値上げされた食品は1422品目で、4か月連続で1000品目を超えました。値上げの品目が前年を上回るのは9か月連続となっていて、2022年の統計開始以来、最長です。

日常的に利用される商品も対象となっています。キユーピーはマヨネーズを520円から559円と39円アップ。日清オイリオは家庭用の食用油を11パーセントから18パーセント値上げしました。

また、暑い日が続く中、需要の高いアイスも値上げです。ロッテは「雪見だいふく」や「モナ王」など市販用アイスを最大で14.8パーセント引き上げました。

(消費者)「もう全般的だからね。魚、肉、加工品から全部でしょ」「チラシをみて、あちこちのスーパーにいく」「キュウリ1袋買うにしても、前より高くなっているから、きょうはちょっとやめとこうかなとかあります」