自民党の総裁選は今月22日告示、来月4日投開票の日程で調整が進んでいます。「ポスト石破」をめぐる動きが加速する中、鹿児島県民はどう見ているのか。街の人に聞きました。

(30代歯科医)「息長く続けてもらったほうが国力があがる。高市さんはがんとした方針を持っているから、負けない」

(80代無職)「小泉さんがいい。コメのことで大変だったことをきちんとしてくれた」

(70代パート)「林さんのほうがいい。外交的にいいような気がする」

(20代アルバイト)「茂木さんが意見を持って話しているのは聞いたことある。年長の人が基盤をつくってから上乗せする」

期待の声が上がる一方、冷ややかな見方も…

(30代自営業)「正直、期待していない。選挙のときだけしかいいこと言わない」

(30代会社員)「物価高とかで生活も苦しい。トップの人が変わりすぎると安定しない」

自民党は9日、総裁選を「党員投票」を含むいわゆる「フルスペック型」で行うことを決定しました。議員票と党員・党友票のあわせて590票を争う見通しで、12日以上の選挙期間が必要です。

自民党鹿児島県連には国会議員4人が所属していて、党員・党友はあわせて1万8000人です。

自民党はあす10日に総務会を開き、総裁選を今月22日告示、来月4日投開票とする日程を正式に決定する見通しです。