ポスト石破は誰に?最新世論調査を解説

高柳キャスター:
では今後どうなっていくのか、ポスト石破についてです。「次の総理」にふさわしい人について、JNNが世論調査を行いました。

【「次の総理」にふさわしいのは?】JNN電話世論調査
※9月6日・9月7日・RDD方式(固定・携帯)全国18歳以上2749人(有効回答1030人)

小泉進次郎氏:19.3%
高市早苗氏:19.3%
石破茂氏:8.6%
玉木雄一郎氏:5.8%
河野太郎氏:4.9%
野田佳彦氏:3.2%
林芳正氏:2.2%
上川陽子氏:1.8%
小林鷹之氏:0.9%
茂木敏充氏:0.9%
加藤勝信氏:0.6%
藤田文武氏:0.1%

トップが、小泉進次郎農水大臣と高市早苗前経済安保担当大臣でそれぞれ19.3%を獲得しています。続いて石破総理となっています。

中島哲平 官邸キャップ:
「次の総理にふさわしい人」というと、どうしても知名度による部分も出てきます。茂木前幹事長も出馬の表明をしましたが、これからいろんな方が出馬表明して、メディアにも取り上げられることで、数字も少しずつ変わっていくのではないかとは思います。

高柳キャスター:
新しい総裁がいつ決まるのでしょうか。総裁選はフルスペックで開催する方針となっています。9月22日に告示、10月4日に投開票で最終調整が行われています。細かいことは9月9日に正式決定がされるということです。

井上キャスター:
どなたが総裁になるにせよ、「自民党を変えられるか」ということが一つ大きなテーマになると思います。今回、石破総理は変えてくれるのではないかと思われていましたが、変えることはできませんでした。やはり党内にある程度仲間がいないと“らしさ”を出すこともできないということでしょうか。

中島哲平 官邸キャップ:
やはり政権運営は1人でできるものではなく、党幹部や閣僚などとチームでやっていくものです。いくら1人で「こういうことをやりたい」と言っても、それを支える人がいないと、政権運営は難しいということが、今回の石破政権でよく分かりました。

馬渕磨理子さん:
やはり党内をまとめるリーダーシップがあり、野党との合意形成ができる方が望ましいと思います。そして新しい総裁を決めたら、みんなで支えてほしいと思います。

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<プロフィール>
中島哲平
TBS報道局政治部 官邸キャップ
2017年から石破氏を担当
過去に石破氏のドキュメンタリー映画制作

馬渕磨理子さん
経済アナリスト
日本金融経済研究所代表理事
“日本一バズる”アナリスト
様々なお金の話をわかりやすく解説